何万分の1の星になる

ジャニーズ話の雑記帳

ジャニヲタ文芸部【第2回お題:カウントダウン】

ichigonokimi.hatenablog.jp

 

「一区切りがくれるもの」 

 

私には時間がない

「仕事終わらないよ~、要領よくなりたいよ~、1日24時間じゃ足りないよ…」

私には全てをこなす時間がない。

そんな彼女はある日から日々の業務をしゃかりきにこなした。

週末にある「楽しみ」までの日数を指折り数えながら。

 

私には時間がない

「ベッドの上なのに、生き急いでるよね」といわれることがあるけれど、そうでもしないと私は私を生ききれないのよ。

私には残り時間がないんだから。

そんな彼女はそのまま今日を懸命に生きた。

「まだこれから見届けたいシーンが沢山あるんだもの。まだ死ねない」と彼女は言った。

彼女は彼らの仕事を喜ぶたびに、頭には次の楽しみまでの日数と余命とを並べていた。

 

私には時間がない。

必ずと言っていいほど遅刻する。

集合時間にはなぜか5分後につくし、学校の皆勤賞なんて新学期の1ヶ月でチャレンジ失敗が常。

…私にはゆとりある時間がないんだろうな、きっと。

そんな彼女が、ある日意気揚々と会場に到着し、開演の30分前にはもう座席に着いていた。

一緒に来た友人と、30分後、3時間後に思いをはせていた。

 

私には時間がない。

大好きなあの人が、急に目の前からいなくなることを選んだ。

ずっと先にあった想像もできない「終わり」が、急に目の前にあらわれた。

うそだ、嘘だ…

私には、思い出を作る時間が、もうない。

彼女はまだある過去を振り返るために、写真やビデオをひっぱり出しては眺めた。

いなくなるタイムリミットを頭に強く刻みこみながら。

 

時間に区切りがあることで、人は自分の習慣を見直す。

時間に区切りがあることで、人は「残り」を強く意識する。

区切りの先に差し迫る「未知」こそ恐れ多い。

今日を生きるあなたは、何を指折って数えるんだろう。

すべてが0になって消えて生まれて

その先にはどんな世界が見えるんだろう。

 

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 解説と思いと。

お題を聞いてパッと浮かんだのは、カウントダウンコンサートとか、コンサートまでのカウントダウンとかだったんですけど、それだけじゃかけない気がして。

時間と言う概念にかかわって書こうと思い、このような形になりました。

私の愛読書である『モモ(ミヒャエル・エンデ)』と、この間までドラマでやっていた『掟上今日子の備忘録(西尾維新)』。あと、ドラマの「ロスタイム・ライフ」。

これらがなんとなく頭の中の机の上においてある状態で書きました。

文中には4人の女性が出てきます。

「ジャニヲタ」文芸部なので発想をどこから得たのかは脚注に書いておきますが、読み手の想像の余地を狭めたくないので、それを避けたい方は脚注見ないほうがいいかも知れません。

2番目*1と4番目*2には悲しい終わりが透けて見えるのですが、そこでどういう行動をとってなくなっていく時間をすごすのか。カウントダウンは何も出来ないむなしさだけではなくて焦燥感からくる強さを与えてくれます。「悲しい」「終わり」って自分で書いてて少ししっくりこないけど。

そして、1番目*3と3番目*4の事態が深刻ではないのかというとそういうことでもなくて、自分の欠点とかネガティブな思考・習慣って、いいものも悪くしたり、悲しい事をふやしてしまう性質があると思うんです。でも、楽しみに向けたポジティブなカウントダウンは力になる。原動力、突き動かしてくれる力です。

 

「時間がない」「時間が足りない」と、私は今もいいますし、きっとこれからも言うのだと思います。 

そういうとき、皆さんはいったいどんな行動をとるのでしょうか。

タスクを減らす人がいるでしょう。はやくこなそうとする人もいるでしょう。

まず1回、やるべきこと・やりたいことを書き出す人もいるかもしれません。

 

ただ、どんなときでも私が心に誓っている2つの事があります。

無理をしないこと。結果的に時間のロスに繋がるからです。

そして、時間の節約にあくせくしすぎないこと。時間は貯蓄できないからです*5

こうして、習慣や終わりの先にある結果が、少しでも自分や相手の心に響くものだったらいいなと思っています。

 

(企画者さま、毎度毎度分類しにくい文章で申し訳ありません。前回に引き続き、分類は委ねます。)

 

時間があれば英語訳してみようかな?と思いつつ、これを第2回への投稿と致します。

*1:24時間テレビ

*2:田口くんの一件

*3:社会人女性

*4:女子学生

*5:『モモ』をよめばいいたいことが伝わるかと思います。